ふり返ってみると、こうして読んだ童話や物語が、私の心の底に沈んで積もり、ちょうど起き上がり小法師の錘りのように、その後の私を立たせているような気がする。
「随筆集 だれも知らない小さな話」
p64 「なつかしの童話集」 佐藤さとる
仕事を始めて20年目の春です。
わたしにも「錘り」が積もってきたように思います。
「錘り」の元は、本、映画、ウェブの誰かのことば、身近な人たちのことば…
多岐にわたっていますから、ここに書き留めていこうと思い立ちました。
そうしてまた、誰かの「錘り」になれたらいいな、と思います。
最初の最初に書き留めていたノート。
…使ってあるのは11ページだけでした。