起き上がり小法師の錘り

ことばや体験が「錘り」となるおかげで、倒れてもまた起き上がる「起き上がりこぼし」の備忘録

日本で勇気があるのは

「暑さ寒さも彼岸まで」というもので、タイヤ交換をしたあとだというのに、

今日は午後からみぞれが、そして夜にはついに雪が降りました。

こんな日には縁起の良い松竹梅のことを思い出します。

 

「竹は繁栄、松は長寿、梅は勇気ーー」

「どうして梅が勇気を示すのでしょう?」

私はたくましい樫こそ最もよく勇気を代表するものだと考えながら、質問しました。

「そうですとも。」と日本の友だちは答えました。

「梅は勇気の象徴です。なぜかと言いますと、まだ大地の上に雪が残っているうちから梅は花を開きますから。」

 

「日本少国民文庫世界名作選(二)」新潮社 山本有三

p163『北方への旅』 アン・モロー・リンドバーグ

 

大西洋無着陸単独飛行で知られるリンドバーグの妻による著書です。

雪に梅、とのことですが、今年はというと


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晴天に梅

日差しが温かい日々でした。

 

梅が咲いているうちは雪の降る可能性があるってことですね。

夏タイヤへの交換はゆっくり、と学習しました。

時期を待つ勇気も必要でした。